2.7. 新しいパーティションのマウント

ファイルシステムが生成できたら、パーティションをアクセスできるようにします。 これを行うためにはマウントポイントを定める必要があります。 本書では前に示したように、環境変数 LFS に指定されたディレクトリに対してファイルシステムがマウントされるものとします。

マウントポイントを生成し、LFS ファイルシステムをマウントします。

mkdir -pv $LFS
mount -v -t ext4 /dev/<xxx> $LFS

<xxx> の部分は LFS パーティション名に合わせて置き換えてください。

LFS に対して複数のパーティションを用いる場合 (例えば //usr が別パーティションである場合) は、以下を実行してそれぞれをマウントします。

mkdir -pv $LFS
mount -v -t ext4 /dev/<xxx> $LFS
mkdir -v $LFS/usr
mount -v -t ext4 /dev/<yyy> $LFS/usr

<xxx><yyy> の部分は、それぞれ適切なパーティション名に置き換えてください。

この新しいパーティションは特別な制限オプション (nosuidnodev など) は設定せずにマウントします。 mount コマンドの実行時に引数を与えずに実行すれば、LFS パーティションがどのようなオプション設定によりマウントされているかが分かります。 もし nosuidnodev オプションが設定されていたら、マウントし直してください。

[警告]

警告

上で説明した内容は、LFS 構築作業においてコンピューターを再起動しない場合の話です。 コンピューターを一度シャットダウンした場合は、LFS 構築作業の再開のたびに LFS パーティションを再マウントする必要があります。 あるいはブート時に自動マウントをしたいのであれば、ホストシステムの /etc/fstab ファイルを書き換えておく必要があります。 書き換えは例えば以下のようになります。

/dev/<xxx>  /mnt/lfs ext4   defaults      1     1

追加のパーティションを利用している場合は、それらを書き加えることも忘れないでください。

swap パーティションを用いる場合は、swapon コマンドを使って利用可能にしてください。

/sbin/swapon -v /dev/<zzz>

<zzz> の部分は swap パーティション名に置き換えてください。

こうして動作環境が整いました。次はパッケージのダウンロードです。