4.2. LFS ファイルシステムの限定的なディレクトリレイアウトの生成

LFS パーティションに対して行う最初の作業は、限定的なディレクトリ階層を作り出すことです。 第 6 章(また glibc や libstdc++ においては 第 5 章)においてビルドするプログラムを、最終的なディレクトリにインストールするためです。 第 8 章 にある一時的なプログラムを、再構築して上書きしていくために必要となります。

必要となるディレクトリレイアウトを生成するため、root ユーザーになって以下を実行します。

mkdir -pv $LFS/{etc,var} $LFS/usr/{bin,lib,sbin}

for i in bin lib sbin; do
  ln -sv usr/$i $LFS/$i
done

case $(uname -m) in
  x86_64) mkdir -pv $LFS/lib64 ;;
esac

第 6 章 にあるプログラムはクロスコンパイラーによってビルドされます。 (詳しくは ツールチェーンの技術的情報 を参照してください。) クロスコンパイラーは他のプログラムとは切り分けるため、特別なディレクトリにインストールすることにします。 ここでそのディレクトリを生成します。

mkdir -pv $LFS/tools