xterm-335

xterm の概要

xterm は、X ウィンドウシステムに対する端末エミュレーターです。

本パッケージは Xorg の一連の提供物 (Xorg katamari) ではありません。 他のパッケージが必要としていたり Xorg のテストを完了させたりするために必要となるものです。

本パッケージは LFS-8.3 において正しくビルドでき動作することが確認されています。

パッケージ情報

xterm の依存パッケージ

必須

Xorg アプリケーション

Required (at runtime)

A monospace TTF or OTF font such as Dejavu fonts

Optional

Valgrind-3.13.0 and man2html

ユーザー情報: http://wiki.linuxfromscratch.org/blfs/wiki/Xterm

xterm のインストール

以下のコマンドを実行して xterm をビルドします。

sed -i '/v0/{n;s/new:/new:kb=^?:/}' termcap &&
printf '\tkbs=\\177,\n' >> terminfo &&

TERMINFO=/usr/share/terminfo \
./configure $XORG_CONFIG     \
    --with-app-defaults=/etc/X11/app-defaults &&

make

このパッケージにテストスイートはありません。

root ユーザーになって以下を実行します。

make install    &&
make install-ti &&

mkdir -pv /usr/share/applications &&
cp -v *.desktop /usr/share/applications/

コマンド説明

sed -i ... termcap, printf ... >> terminfo: このコマンドは端末記述 (terminal description) を修正します。 これはバックスペースキーが ASCII コードの 127 を送信するようにするもので Linux コンソールとして一貫したものとします。

TERMINFO=/usr/share/terminfo: xterm の terminfo ファイルをシステム terminfo データベースにインストールするようにします。

--with-app-defaults=...: app-defaults ディレクトリを設定します。

make install-ti: 本コマンドは xterm にて用いられる terminfo 記述ファイルを適正なものにします。

xterm の設定

xterm の設定方法は二通りあります。 X リソースの定義はユーザー向けとして ~/.Xresources ファイルに設定することができます。 またはシステムワイドな $XORG_PREFIX/share/X11/app-defaults/Xterm ファイルに設定することもできます。

xterm が適切にロケール設定に従うように、フォントは TrueType を用います。 バックスペースキーの送信コードは Linux の慣例に従います。 root ユーザーになって以下の定義を設定します。

cat >> /etc/X11/app-defaults/XTerm << "EOF"
*VT100*locale: true
*VT100*faceName: Monospace
*VT100*faceSize: 10
*backarrowKeyIsErase: true
*ptyInitialErase: true
EOF

パッケージ構成

インストールプログラム: koi8rxterm, resize, uxterm, xterm
インストールライブラリ: なし
インストールディレクトリ: なし

概略説明

koi8rxterm

xterm に対して KOI8-R ロケールを設定するためのラッパースクリプト。

resize

xterm ウィンドウの現サイズを示す環境変数 TERM, TERMCAP を設定するためのシェルコマンドを表示します。

uxterm

ロケールを UTF-8 に変更して xterm を起動するためのラッパースクリプト。

xterm

X ウィンドウシステムに対する端末エミュレーターです。

最終更新日: 2018-08-31 08:17:00 +0900