Nano-2.8.6

Nano の概要

nano パッケージは、軽量でシンプルなテキストエディターを提供します。 Pine パッケージにおけるデフォルトのエディター Pico に代わるものとして提供されています。

本パッケージは LFS-8.0 において正しくビルドでき動作することが確認されています。

パッケージ情報

Nano の依存パッケージ

任意

slang-2.3.1

ユーザー情報: http://wiki.linuxfromscratch.org/blfs/wiki/Nano

Nano のインストール

以下のコマンドを実行して Nano をビルドします。

./configure --prefix=/usr     \
            --sysconfdir=/etc \
            --enable-utf8     \
            --docdir=/usr/share/doc/nano-2.8.6 &&
make

このパッケージにテストスイートはありません。

root ユーザーになって以下を実行します。

make install &&
install -v -m644 doc/{nano.html,sample.nanorc} /usr/share/doc/nano-2.8.6

コマンド説明

--enable-utf8: Nano にて unicode サポートを有効にします。

--with-slang=/usr/lib: Nano において S-Lang を利用するようにします。 S-Lang をインストールしている場合にこれを指定します。

Nano の設定

設定ファイル

/etc/nanorc, ~/.nanorc

設定情報

設定の例です。 (システム共通の /etc/nanorc ファイルとして、または各ユーザー向けの ~/.nanorc ファイルとして生成します。)

set autoindent
set constantshow
set fill 72
set historylog
set multibuffer
set nohelp
set nowrap
set positionlog
set quickblank
set regexp
set smooth
set suspend

設定のサンプルとして、ドキュメントをインストールしたディレクトリに nanorc.sample というファイルもあります。 このファイルには色の設定例や、多くの説明がコメント内にて示されています。

特定のファイルタイプに対しての文法ハイライト機能を実現する設定ファイルが /usr/share/nano/ ディレクトリに用意されています。 例えばシェルスクリプトに対するものなどです。 個人設定やグローバル設定において include /usr/share/nano/sh.nanorc を記述することで利用します。 提供されているすべての設定ファイルを指定するには include /usr/share/nano/*.nanorc と記述します。

パッケージ構成

インストールプログラム: nano, rnano (シンボリックリンク)
インストールライブラリ: なし
インストールディレクトリ: /usr/share/nano, /usr/share/doc/nano-2.8.6

概略説明

nano

軽量でシンプルなテキストエディターです。 Pine パッケージにおけるデフォルトのエディター Pico に代わるものとして提供されています。

rnano

nano を制限モード (restricted mode) で起動します。

最終更新日: 2017-08-17 05:38:22 +0900