Tcl-8.6.8

Tcl の概要

Tcl パッケージは Tool Command Language を提供します。 これは汎用目的のスクリプト言語です。

本パッケージは LFS-8.3 において正しくビルドでき動作することが確認されています。

パッケージ情報

  • ダウンロード (HTTP): https://downloads.sourceforge.net/tcl/tcl8.6.8-src.tar.gz

  • ダウンロード MD5 sum: 81656d3367af032e0ae6157eff134f89

  • ダウンロードサイズ: 9.3 MB

  • 必要ディスク容量: 65 MB (ドキュメント生成を含む)

  • 概算ビルド時間: 0.6 SBU (parallelism=4 利用; テスト実行時はさらに 2.8 SBU)

追加のダウンロード

任意のドキュメント

ユーザー情報: http://wiki.linuxfromscratch.org/blfs/wiki/tcl

Tcl のインストール

本パッケージは、LFS の初期段階でもインストールしていました。 しかし LFS の第6章ではインストールしていません。 インストール手順はここに示すものに従ってください。

任意のドキュメントをダウンロードしている場合は、以下のコマンドにより tarball を伸張 (解凍) します。

tar -xf ../tcl8.6.8-html.tar.gz --strip-components=1

以下のコマンドを実行して Tcl をビルドします。

export SRCDIR=`pwd` &&

cd unix &&

./configure --prefix=/usr           \
            --mandir=/usr/share/man \
            $([ $(uname -m) = x86_64 ] && echo --enable-64bit) &&
make &&

sed -e "s#$SRCDIR/unix#/usr/lib#" \
    -e "s#$SRCDIR#/usr/include#"  \
    -i tclConfig.sh               &&

sed -e "s#$SRCDIR/unix/pkgs/tdbc1.0.6#/usr/lib/tdbc1.0.6#" \
    -e "s#$SRCDIR/pkgs/tdbc1.0.6/generic#/usr/include#"    \
    -e "s#$SRCDIR/pkgs/tdbc1.0.6/library#/usr/lib/tcl8.6#" \
    -e "s#$SRCDIR/pkgs/tdbc1.0.6#/usr/include#"            \
    -i pkgs/tdbc1.0.6/tdbcConfig.sh                        &&

sed -e "s#$SRCDIR/unix/pkgs/itcl4.1.1#/usr/lib/itcl4.1.1#" \
    -e "s#$SRCDIR/pkgs/itcl4.1.1/generic#/usr/include#"    \
    -e "s#$SRCDIR/pkgs/itcl4.1.1#/usr/include#"            \
    -i pkgs/itcl4.1.1/itclConfig.sh                        &&

unset SRCDIR

ビルド結果をテストする場合は make test を実行します。 Tests known to fail: cmdAH.test and tdbcodbc.test.

root ユーザーになって以下を実行します。

make install &&
make install-private-headers &&
ln -v -sf tclsh8.6 /usr/bin/tclsh &&
chmod -v 755 /usr/lib/libtcl8.6.so

任意のドキュメントをダウンロードしている場合は、root ユーザーになって以下を実行しインストールします。

mkdir -v -p /usr/share/doc/tcl-8.6.8 &&
cp -v -r  ../html/* /usr/share/doc/tcl-8.6.8

コマンド説明

$([ $(uname -m) = x86_64 ] && echo --enable-64bit): This switch is used to enable 64 bit support in Tcl on 64 bit operating systems.

make install-private-headers: このコマンドは Tcl ライブラリインターフェースのヘッダーファイルをインストールするものです。 他のパッケージが Tcl ライブラリをリンクしている場合に用いられます。

ln -v -sf tclsh8.6 /usr/bin/tclsh: このコマンドは tclsh8.6 に対するシンボリックリンクを生成するものであり、他のパッケージが tclsh という名を期待しているものに応えるものです。

sed -e ...: The Tcl package expects that its source tree is preserved so that packages depending on it for their compilation can utilize it. These sed remove the references to the build directory and replace them with saner system-wide locations.

パッケージ構成

インストールプログラム: tclsh, tclsh8.6
インストールライブラリ: libtcl8.6.so, libtclstub8.6.a
インストールディレクトリ: /usr/lib/itcl4.0.1, /usr/lib/sqlite3.8.6 /usr/lib/tcl8, /usr/lib/tcl8.6, /usr/lib/tdbc1.0.1, /usr/lib/tdbcmysql1.0.1, /usr/lib/tdbcodbc1.0.1, /usr/lib/tdbcpostgres1.0.1, /usr/lib/thread2.7.1, /usr/share/doc/tcl-8.6.8, /usr/share/man/mann

概略説明

tclsh

tclsh8.6 へのシンボリックリンク。

tclsh8.6

Tcl インタープリターの実行シェル。

libtcl8.6.so

Tcl にて必要となる API 関数を提供します。

最終更新日: 2018-08-19 04:42:11 +0900