Berkeley DB-5.3.28

Berkeley DB の概要

Berkeley DB パッケージは、データベース関連機能を実装する数々のアプリケーションに対し、プログラムやユーティリティツールを提供します。

本パッケージは LFS-8.3 において正しくビルドでき動作することが確認されています。

パッケージ情報

Berkeley DB の依存パッケージ

Optional

Tcl-8.6.8 and Sharutils-4.15.2 (for the uudecode command)

ユーザー情報: http://wiki.linuxfromscratch.org/blfs/wiki/db

Berkeley DB のインストール

First apply a fix so that this will compile with current versions of g++:

sed -i 's/\(__atomic_compare_exchange\)/\1_db/' src/dbinc/atomic.h

以下のコマンドを実行して Berkeley DB をビルドします。

cd build_unix                        &&
../dist/configure --prefix=/usr      \
                  --enable-compat185 \
                  --enable-dbm       \
                  --disable-static   \
                  --enable-cxx       &&
make

root ユーザーとなって以下を実行します。

make docdir=/usr/share/doc/db-5.3.28 install &&

chown -v -R root:root                        \
      /usr/bin/db_*                          \
      /usr/include/db{,_185,_cxx}.h          \
      /usr/lib/libdb*.{so,la}                \
      /usr/share/doc/db-5.3.28

コマンド説明

cd build_unix && ../dist/configure --prefix=/usr...: このコマンドにより、通常の ./configure ではないものを利用します。 Berkeley DB では、さまざまなプラットフォーム用にビルドディレクトリが異なります。

--enable-compat185: このスイッチは、DB-1.85 互換 API をビルドすることを指定します。

--enable-cxx: このスイッチは C++ API ライブラリをビルドすることを指定します。

--enable-dbm: 古いパッケージが必要としている、かつてのインターフェースサポートを有効にします。

make docdir=/usr/share/doc/db-5.3.28 install: ドキュメントのインストール先として /usr/docs ではなく、標準的なディレクトリへとインストールします。

chown -v -R root:root ...: インストールされるさまざまなファイルに対して、ビルド時のオーナー uid:gid を root:root に変更します。

--enable-tcl --with-tcl=/usr/lib: DB において Tcl サポートを有効にします。 また libdb_tcl ライブラリを生成します。

--enable-java: Java サポートを有効にします。 また libdb_java ライブラリを生成します。 Support is currently broken with Java-13.x.

パッケージ構成

インストールプログラム: db_archive, db_checkpoint, db_deadlock, db_dump, db_hotbackup, db_load, db_log_verify, db_printlog, db_recover, db_replicate, db_stat, db_tuner, db_upgrade, db_verify
インストールライブラリ: libdb.so, libdb_cxx.so, libdb_tcl.so
インストールディレクトリ: /usr/share/doc/db-5.3.28

概略説明

db_archive

利用されなくなったログファイルのパス名を表示します。

db_checkpoint

データベースログのチェックポイントを監視するためのデーモンプロセスです。

db_deadlock

デッドロックが検出された際に、ロックを解除するために利用します。

db_dump

データベースファイルを db_load によって読み取り可能なフラットファイルの形式に変換します。

db_hotbackup

creates "hot backup" or "hot failover" snapshots of Berkeley DB databases.

db_load

db_dump コマンドにより生成されたフラットファイルに基づいて、データベースを生成します。

db_log_verify

verifies the log files of a database.

db_printlog

データベースログファイルを、人が読める形式のテキストに変換します。

db_recover

データベース障害の後に、安定した状態に復元するために利用します。

db_replicate

is a daemon process that provides replication/HA services on a transactional environment.

db_stat

データベース環境の統計情報を表示します。

db_tuner

analyzes the data in a btree database, and suggests a page size that is likely to deliver optimal operation.

db_upgrade

データベースファイルを新たなバージョンのものにアップグレードします。

db_verify

データベースファイルが安定しているかどうかのチェックを実行します。

最終更新日: 2018-08-19 06:53:19 +0900