libgcrypt-1.8.3

libgcrypt の概要

libgcrypt パッケージは GnuPG にて用いられるコードに基づいた、汎用的な暗号化ライブラリです。 このライブラリは、拡張性と柔軟性に優れた API 関数を利用して、暗号化に対しての高度なインターフェースを提供します。

本パッケージは LFS-8.3 において正しくビルドでき動作することが確認されています。

パッケージ情報

  • ダウンロード (HTTP): https://www.gnupg.org/ftp/gcrypt/libgcrypt/libgcrypt-1.8.3.tar.bz2

  • ダウンロード MD5 sum: 3139c2402e844985a67fb288a930534d

  • ダウンロードサイズ: 2.9 MB

  • 必要ディスク容量: 49 MB (テスト込み、ドキュメント生成時はさらに 81 MB)

  • 概算ビルド時間: 0.3 SBU (ドキュメント込み、テスト実施時はさらに 0.5 SBU)

libgcrypt の依存パッケージ

必須

libgpg-error-1.32

任意

Pth-2.0.7, texlive-20180414 (または install-tl-unx)

ユーザー情報: http://wiki.linuxfromscratch.org/blfs/wiki/libgcrypt

libgcrypt のインストール

以下のコマンドを実行して libgcrypt をビルドします。

./configure --prefix=/usr &&
make

パッケージの tarball には info ドキュメントのみが提供されています。 他の書式のドキュメントをビルドする場合 (その場合はtexlive-20180414 をインストールしておく必要があり)、以下のコマンドを実行します。

make -C doc pdf ps html &&
makeinfo --html --no-split -o doc/gcrypt_nochunks.html doc/gcrypt.texi &&
makeinfo --plaintext       -o doc/gcrypt.txt           doc/gcrypt.texi

ビルド結果をテストするなら make check を実行します。

root ユーザーになって以下を実行します。

make install &&
install -v -dm755   /usr/share/doc/libgcrypt-1.8.3 &&
install -v -m644    README doc/{README.apichanges,fips*,libgcrypt*} \
                    /usr/share/doc/libgcrypt-1.8.3

他の書式のドキュメントをビルドしていた場合は、root ユーザーとなり、以下のコマンドを実行してドキュメントをインストールします。

install -v -dm755   /usr/share/doc/libgcrypt-1.8.3/html &&
install -v -m644 doc/gcrypt.html/* \
                    /usr/share/doc/libgcrypt-1.8.3/html &&
install -v -m644 doc/gcrypt_nochunks.html \
                    /usr/share/doc/libgcrypt-1.8.3 &&
install -v -m644 doc/gcrypt.{pdf,ps,dvi,txt,texi} \
                    /usr/share/doc/libgcrypt-1.8.3

コマンド説明

--with-capabilities: 本オプションは libcap2 サポートを有効にします。 Note that this breaks Cryptsetup.

パッケージ構成

インストールプログラム: dumpsexp, hmac256, libgcrypt-config, mpicalc
インストールライブラリ: libgcrypt.so
インストールディレクトリ: /usr/share/doc/libgcrypt-1.8.3

概略説明

dumpsexp

is a debug tool for S-expressions.

hmac256

is a standalone HMAC-SHA-256 implementation used to compute an HMAC-SHA-256 authentication code.

libgcrypt-config

determines the compile and linker flags that should be used to compile and link programs that use libgcrypt.

mpicalc

is a RPN (Reverse Polish Notation) calculator.

libgcrypt.so

暗号化 API 関数を提供します。

最終更新日: 2018-08-16 10:24:48 +0900