GPGME-1.16.0

GPGME の概要

GPGME パッケージは C 言語により構築されたライブラリであり、暗号化機能をプログラムに付与することができます。 これは GnuPG や GpgSM などと同じように公開鍵暗号エンジンへのアクセスを可能とするものであり、それらよりも容易に実現できます。 GPGME では、高レベル API として、暗号化、復号化、認証、シグニチャー認証、キー管理などを提供します。

本パッケージは LFS-11.1 において正しくビルドでき動作することが確認されています。

パッケージ情報

GPGME の依存パッケージ

必須

Libassuan-2.5.5

任意

Doxygen-1.9.2 and Graphviz-2.49.1 (for API documentation), GnuPG-2.2.29 (required if Qt or SWIG are installed; used during the testsuite), Clisp-2.49, Qt-5.15.2, and/or SWIG-4.0.2 (for language bindings)

ユーザー情報: https://wiki.linuxfromscratch.org/blfs/wiki/gpgme

GPGME のインストール

First, fix an issue building the package with Glibc-2.34 or later:

sed 's/defined(__sun.*$/1/' -i src/posix-io.c

Next, fix an issue building with Python 3.10 installed:

sed -e 's/3\.9/3.10/'                 \
    -e 's/:3/:4/'                     \
    -e 's/distutils/setuptools/'      \
    -e 's/setuptools\./&_distutils./' \
    -i configure

以下のコマンドを実行して GPGME をビルドします。

./configure --prefix=/usr --disable-gpg-test &&
make

ビルド結果をテストする場合は、まず GnuPG-2.2.29 をインストールし、上の手順において --disable-gpg-test を取り除く必要があります。 その上で make check を実行します。

root ユーザーになって以下を実行します。

make install

コマンド説明

--disable-gpg-test: このパラメーターを configure 時に指定しなかった場合、make 時にテストプログラムが生成されますが、これは GnuPG-2.2.29 を必要とします。 GnuPG-2.2.29 をインストールしている時には本パラメーターは不要です。

パッケージ構成

インストールプログラム: gpgme-config, gpgme-json, gpgme-tool
インストールライブラリ: libgpgme, libgpgmepp.so, libqgpgme.so
インストールディレクトリ: /usr/include/{gpgme++,qgpgme,QGpgME}, /usr/lib/cmake/{Gpgmepp,QGpgme}. /usr/lib/python{2.7,3.9}/site-packages/gpg, /usr/share/common-lisp/source/gpgme

概略説明

gpgme-config

is used to obtain GPGME compilation and linking information

gpgme-json

outputs GPGME commands in JSON format

gpgme-tool

is an assuan server exposing GPGME operations, such as printing fingerprints and keyids with keyservers

libgpgme.so

GPGME API 関数を提供します。

libgpgmepp.so

contains the C++ GPGME API functions

libqgpgme.so

contains API functions for handling GPG operations in Qt applications

最終更新日: