6.13. Readline-7.0

Readline パッケージはコマンドラインの編集や履歴管理を行うライブラリを提供します。

概算ビルド時間: 0.1 SBU
必要ディスク容量: 15 MB

6.13.1. Readline のインストール

Readline を再インストールすると、それまでの古いライブラリは <ライブラリ名>.old というファイル名でコピーされます。 これは普通は問題ないことですが ldconfig によるリンクに際してエラーを引き起こすことがあります。 これを避けるため以下の二つの sed コマンドを実行します。

sed -i '/MV.*old/d' Makefile.in
sed -i '/{OLDSUFF}/c:' support/shlib-install

Readline をコンパイルするための準備をします。

./configure --prefix=/usr    \
            --disable-static \
            --docdir=/usr/share/doc/readline-7.0

パッケージをコンパイルします。

make SHLIB_LIBS="-L/tools/lib -lncursesw"

make オプションの意味:

SHLIB_LIBS="-L/tools/lib -lncursesw"

このオプションにより Readline を libncursesw ライブラリにリンクします。

このパッケージにテストスイートはありません。

パッケージをインストールします。

make SHLIB_LIBS="-L/tools/lib -lncurses" install

スタティックライブラリを適切なディレクトリに移動し、シンボリックリンクを適正にします。

mv -v /usr/lib/lib{readline,history}.so.* /lib
ln -sfv ../../lib/$(readlink /usr/lib/libreadline.so) /usr/lib/libreadline.so
ln -sfv ../../lib/$(readlink /usr/lib/libhistory.so ) /usr/lib/libhistory.so

必要ならドキュメントをインストールします。

install -v -m644 doc/*.{ps,pdf,html,dvi} /usr/share/doc/readline-7.0

6.13.2. Readline の構成

インストールライブラリ: libhistory.so, libreadline.so
インストールディレクトリ: /usr/include/readline, /usr/share/readline, /usr/share/doc/readline-7.0

概略説明

libhistory

入力履歴を適切に再現するためのユーザーインターフェースを提供します。

libreadline

コマンドラインインターフェースを提供しているさまざまなコマンドにおいて、適切なインターフェースを提供します。