6.66. Texinfo-6.0

Texinfo パッケージは info ページへの読み書き、変換を行うプログラムを提供します。

概算ビルド時間: 0.6 SBU
必要ディスク容量: 105 MB

6.66.1. Texinfo のインストール

Texinfo をコンパイルするための準備をします。

./configure --prefix=/usr

パッケージをコンパイルします。

make

コンパイル結果をテストするには以下を実行します。

make check

パッケージをインストールします。

make install

必要なら TeX システムに属するコンポーネント類をインストールします。

make TEXMF=/usr/share/texmf install-tex

make パラメーターの意味:

TEXMF=/usr/share/texmf

Makefile 変数である TEXMF に TeX ツリーのルートディレクトリを設定します。 これは後に TeX パッケージをインストールするための準備です。

ドキュメントシステム Info は、 メニュー項目の一覧を単純なテキストファイルに保持しています。 そのファイルは /usr/share/info/dir にあります。 残念ながら数々のパッケージの Makefile は、既にインストールされている info ページとの同期を取る処理を行わない場合があります。 /usr/share/info/dir の再生成を必要とするなら、以下のコマンドを実行してこれを実現します。

pushd /usr/share/info
rm -v dir
for f in *
  do install-info $f dir 2>/dev/null
done
popd

6.66.2. Texinfo の構成

インストールプログラム: info, infokey, install-info, makeinfo (texi2any へのリンク), pdftexi2dvi, pod2texi, texi2any, texi2dvi, texi2pdf, texindex
インストールディレクトリ: /usr/share/texinfo

概略説明

info

info ページを見るために利用します。 これは man ページに似ていますが、単に利用可能なコマンドラインオプションを説明するだけのものではなく、おそらくはもっと充実しています。 例えば man bisoninfo bison を比較してみてください。

infokey

Info のカスタマイズ情報を設定したソースファイルをバイナリ形式にコンパイルします。

install-info

info ページをインストールします。 info 索引ファイルにある索引項目も更新します。

makeinfo

指定された Texinfo ソースファイルを Info ページ、プレーンテキスト、HTML ファイルに変換します。

pdftexi2dvi

指定された Texinfo ドキュメントファイルを PDF (Portable Document Format) ファイルに変換します。

pod2texi

Pod フォーマットを Texinfo フォーマットに変換します。

texi2any

Texinfo のソースファイルを他のさまざまなフォーマットに変換します。

texi2dvi

指定された Texinfo ドキュメントファイルを、デバイスに依存しない印刷可能なファイルに変換します。

texi2pdf

指定された Texinfo ドキュメントファイルを PDF (Portable Document Format) ファイルに変換します。

texindex

Texinfo 索引ファイルの並び替えを行います。