6.64. Sysvinit-2.88dsf

Sysvinit パッケージは、システムの起動、実行、シャットダウンを制御するプログラムを提供します。

概算ビルド時間: 0.1 SBU 以下
必要ディスク容量: 1.1 MB

6.64.1. Sysvinit のインストール

まず他のパッケージによりインストールされるプログラムを取り除いたり、出力メッセージの明確化、警告メッセージの修正などを行うパッチを適用します。

patch -Np1 -i ../sysvinit-2.88dsf-consolidated-1.patch

パッケージをコンパイルします。

make -C src

このパッケージにテストスイートはありません。

パッケージをインストールします。

make -C src install

6.64.2. Sysvinit の構成

インストールプログラム: bootlogd, fstab-decode, halt, init, killall5, poweroff (halt へのリンク), reboot (halt へのリンク), runlevel, shutdown, telinit (init へのリンク)

概略説明

bootlogd

ブート時のメッセージをログファイルに出力します。

fstab-decode

fstab 形式の (fstab-encoded の) 引数とともにコマンドを実行します。

halt

ランレベルが既に 0 ではない通常の起動状態の場合に shutdown をオプション -h をつけて実行します。 そしてカーネルに対してシステム停止を指示します。 システムが停止される状況は /var/log/wtmp ファイルに記録されます。

init

カーネルがハードウェアを初期化した後に、最初に起動するプロセスです。 ブート処理がこのプロセスに引き継がれ、設定ファイルにて指定されたプロセスをすべて起動していきます。

killall5

プロセスすべてに対してシグナルを送信します。 ただし自分のセッション内の起動プロセスは除きます。 つまり本コマンドを実行した親シェルは停止しません。

poweroff

カーネルに対してシステムの停止を指示し、コンピューターの電源を切ります。(halt を参照してください。)

reboot

カーネルに対してシステムの再起動を指示します。(halt を参照してください。)

runlevel

現在のランレベルと直前のランレベルを表示します。 最新のランレベルは /var/run/utmp ファイルに記録されています。

shutdown

システムの終了を安全に行います。 その際にはプロセスすべてへのシグナル送信を行い、ログインユーザーへの通知も行います。

telinit

init に対してランレベルの変更を指示します。