6.45. Automake-1.15

Automake パッケージは Autoconf が利用する Makefile などを生成するプログラムを提供します。

概算ビルド時間: 0.1 SBU 以下 (テスト込みで約 9.2 SBU)
必要ディスク容量: 106 MB

6.45.1. Automake のインストール

perl-5.22 以降にて発生する警告メッセージを修正します。

sed -i 's:/\\\${:/\\\$\\{:' bin/automake.in

Automake をコンパイルするための準備をします。

./configure --prefix=/usr --docdir=/usr/share/doc/automake-1.15

パッケージをコンパイルします。

make

テストの中に flex ライブラリへの誤ったバージョンへのリンクがなされているものがいくつかあります。 ここでは一時的にこの問題を解消します。 また make のオプションとして -j4 を加えることで、テスト処理を早めます。 たとえただ一つのプロセッサーしか持たないシステムであっても、個々のテストにて内部遅延があるためです。 テストは以下を実行します。

sed -i "s:./configure:LEXLIB=/usr/lib/libfl.a &:" t/lex-{clean,depend}-cxx.sh
make -j4 check

パッケージをインストールします。

make install

6.45.2. Automake の構成

インストールプログラム: aclocal, aclocal-1.15, automake, automake-1.15, compile, config.guess, config.sub, depcomp, install-sh, mdate-sh, missing, mkinstalldirs, py-compile, ylwrap
インストールディレクトリ: /usr/share/aclocal-1.15, /usr/share/automake-1.15, /usr/share/doc/automake-1.15

概略説明

aclocal

configure.in ファイルの内容に基づいて aclocal.m4 ファイルを生成します。

aclocal-1.15

aclocal へのハードリンク。

automake

Makefile.am ファイルから Makefile.in ファイルを自動生成するツール。 パッケージ内のすべての Makefile.in ファイルを作るには、このプログラムをトップディレクトリから実行します。 configure.in ファイルを調べて、適切な Makefile.am ファイルを検索します。 そして対応する Makefile.in ファイルを生成します。

automake-1.15

automake へのハードリンク。

compile

コンパイラーのラッパースクリプト。

config.guess

指定されたビルドタイプ、ホストタイプ、ターゲットタイプに対しての正規化した「三つ組」を推定するスクリプト。

config.sub

設定を検証するサブルーチンスクリプト。

depcomp

プログラムをコンパイルするためのスクリプトで、コンパイル結果を得ると同時に依存情報も生成します。

install-sh

プログラムやスクリプトやデータファイルをインストールするスクリプト。

mdate-sh

ファイルやディレクトリの更新時刻を表示するスクリプト。

missing

インストール中に GNU プログラムが存在しなかった場合に、共通のスタブ (stub) プログラムとして動作するスクリプト。

mkinstalldirs

ディレクトリツリーを生成するスクリプト。

py-compile

Python プログラムをコンパイルします。

ylwrap

lexyacc に対するラッパースクリプト。