5.23. Gettext-0.19.2

Gettext パッケージは国際化を行うユーティリティを提供します。 各種プログラムに対して NLS (Native Language Support) を含めてコンパイルすることができます。 つまり各言語による出力メッセージが得られることになります。

概算ビルド時間: 0.7 SBU
必要ディスク容量: 140 MB

5.23.1. Gettext のインストール

ここで構築している一時的なツールに際して、Gettext パッケージからは3つのバイナリをビルドしてインストールするだけで十分です。

Gettext をコンパイルするための準備をします。

cd gettext-tools
EMACS="no" ./configure --prefix=/tools --disable-shared

configure オプションの意味:

EMACS="no"

特定のホストにて configure スクリプトが Emacs Lisp ファイルを見出せずにハングすることがあるため、これを回避します。

--disable-shared

Gettext の共有ライブラリはこの時点では必要でないため、それらをビルドしないようにします。

パッケージをコンパイルします。

make -C gnulib-lib
make -C src msgfmt
make -C src msgmerge
make -C src xgettext

3つのバイナリしかコンパイルしなかったため、その他のライブラリをコンパイルしない限り、テストスイートを成功させることはできません。 したがってテストスイートをこの段階で実行することはお勧めしません。

msgfmt, msgmerge, xgettext の各プログラムをインストールします。

cp -v src/{msgfmt,msgmerge,xgettext} /tools/bin

本パッケージの詳細は 6.49.2.「Gettext の構成」を参照してください。