6.29. Flex-2.5.38

Flex パッケージは、字句パターンを認識するプログラムを生成するユーティリティを提供します。

概算ビルド時間: 0.4 SBU
必要ディスク容量: 39 MB

6.29.1. Flex のインストール

bison を必要としている三つの縮退テストを実行しないようにします。

sed -i -e '/test-bison/d' tests/Makefile.in

Flex をコンパイルするための準備をします。

./configure --prefix=/usr --docdir=/usr/share/doc/flex-2.5.38

パッケージをコンパイルします。

make

コンパイル結果をテストするために以下を実行します。(約 0.5 SBU)

make check

パッケージをインストールします。

make install

プログラムの中には flex コマンドが用いられず、その前身である lex コマンドを実行しようとするものがあります。 そういったプログラムへ対応するために lex という名のラッパースクリプトを生成します。 このスクリプトは lex のエミュレーションモードとして flex を実行します。

cat > /usr/bin/lex << "EOF"
#!/bin/sh
# Begin /usr/bin/lex

exec /usr/bin/flex -l "$@"

# End /usr/bin/lex
EOF
chmod -v 755 /usr/bin/lex

6.29.2. Flex の構成

インストールプログラム: flex, flex++ (flex へのリンク), lex
インストールライブラリ: libfl.{a,so}, libfl_pic.{a,so}
インストールディレクトリ: /usr/share/doc/flex-2.5.38

概略説明

flex

テキスト内のパターンを認識するためのプログラムを生成するツール。 これは多彩なパターン検索の規則構築を可能とします。 これを利用することで特別なプログラムの生成が不要となります。

flex++

flex の拡張。 C++ コードやクラスの生成に利用されます。 これは flex へのシンボリックリンクです。

lex

lex のエミュレーションモードとして flex を実行するスクリプト。

libfl

flex ライブラリ。