6.11. Zlib-1.2.5

Zlib パッケージは、各種プログラムから呼び出される、圧縮、伸張 (解凍) を行う関数を提供します。

概算ビルド時間: 0.1 SBU 以下
必要ディスク容量: 2.8 MB

6.11.1. Zlib のインストール

まずパッケージ内のヘッダーファイルのタイポを修正します。

sed -i 's/ifdef _LARGEFILE64_SOURCE/ifndef _LARGEFILE64_SOURCE/' zlib.h

Zlib を生成する準備をします。

CFLAGS='-mstackrealign -fPIC -O3' ./configure --prefix=/usr

configure における環境変数の意味:

CFLAGS='-mstackrealign -fPIC -O3'

CFLAGS を設定することで、デフォルトの最適化オプション指定を上書きします。 実行時エラーが発生する場合があるため、それを修正するものです。 -mstackrealign オプションは Intel アーキテクチャではないシステムではビルドに失敗するかもしれません。

パッケージをコンパイルします。

make

コンパイル結果をテストするには以下を実行します。

make check

パッケージをインストールします。

make install

共有ライブラリは /lib に移す必要があります。 またそれに合わせて /usr/lib にある .so ファイルを再生成する必要があります。

mv -v /usr/lib/libz.so.* /lib
ln -sfv ../../lib/libz.so.1.2.5 /usr/lib/libz.so

6.11.2. Zlib の構成

インストールライブラリ: libz.{a,so}

概略説明

libz

各種プログラムから呼び出される、圧縮、伸張 (解凍) を行う関数を提供します。