6.17. Binutils-2.36.1 - 2回め

Binutils パッケージは、リンカーやアセンブラーなどのようにオブジェクトファイルを取り扱うツール類を提供します。

概算ビルド時間: 1.3 SBU
必要ディスク容量: 517 MB

6.17.1. Binutils のインストール

ビルドのためのディレクトリを再び生成します。

mkdir -v build
cd       build

Binutils をコンパイルするための準備をします。

../configure                   \
    --prefix=/usr              \
    --build=$(../config.guess) \
    --host=$LFS_TGT            \
    --disable-nls              \
    --enable-shared            \
    --disable-werror           \
    --enable-64-bit-bfd

configure オプションの意味

--enable-shared

libbfd を共有ライブラリとしてビルドします。

--enable-64-bit-bfd

64 ビットサポートを有効にします(ホスト上にて、より小さなワードサイズとします)。 64 ビットシステムにおいては不要ですが、不具合を引き起こすものではありません。

パッケージをコンパイルします。

make

パッケージをインストールします。 またホストディストリビューションの zlib に対して libctf.so がリンクしてしまう問題を回避します。

make DESTDIR=$LFS install
install -vm755 libctf/.libs/libctf.so.0.0.0 $LFS/usr/lib

本パッケージの詳細は 「Binutils の構成」を参照してください。